こんにちは!もーもーです!
宝塚では台風で公演が中止になったり影響が出たようですね、、
台風当日の宝塚大劇場では足止めになった観客のためにクーラーがついた客席を開放し、スタッフの方は記念撮影もしてくれたそうです
路線図の状況もテレビの画面で提供してくれたとのこと…
さすが顧客満足度1位の宝塚歌劇!すごいですね!
さて、今回は現在公演中の月組公演『エリザベート』のヒロイン・「シシィ」ことエリザベート皇后の紹介をします。
エリザベート皇后は超・モデル体型の美女だった?
宝塚歌劇を好きでない友人からこの前「エリザベートって誰?」って聞かれました
え?エリザベートって有名じゃないの?!って思いましたが…笑
↓↓エリザベート皇后は、この方です!!
エリザベートさんは、この肖像画で有名???? pic.twitter.com/rr6WYm6Kg8
— FXあゆみ????@スナイパーあゆみ (@lucreziaangelic) 2018年8月19日
純白ドレス姿が綺麗ですよね
オーストリア皇后です
↓↓エリザベートの簡単なプロフィール
名前:エリーザベト・アマーリエ・オイゲーニエ・フォン・ヴィッテルスバッハ(ドイツ語)
日本ではエリザベートと表記されます
愛称:シシィ
享年60歳 (1837年12月24日 -1898年9月10日)
身長:172cm
ウエスト:50cm
体重:43〜47キロ
趣味: 美容、体操、乗馬、旅行
シシィはウエスト50cmを保つために宮廷に体操用具を置いて体を引き締めていたそうです。
身長172㎝で47㎏とは…パリコレのモデルですか??
シシィは美肌のためならミルク風呂に入ったり、生肉でパックをしていました…
贅沢。。。しかし生肉とは・・・笑
美容のために食事はオレンジと卵。
お肉が食べたくなったら肉汁だけ飲んでいたそうです
うわぁ。つらそうなダイエット…
そこまで自分に厳しくできるって、シシィは相当 美意識が高いですよね!
でもアイスクリームやケーキ、チェコのビールなど好きなものはたくさん口にしていたみたいです
もろ砂糖とプリン体やん・・・笑
そんな彼女の人生は苦悩であふれていました(*_*)
波乱万丈なエリザベートの生涯
シシィは王家に連なる公爵家の次女として生まれました
幼い頃から乗馬をしたり、狩りについて行ったり、自由奔放に過ごしました
15歳の時に、お姉さんのヘレネのお見合いに付き添ったシシィ。
お見合いの相手は母方の従兄・皇帝フランツ・ヨーゼフ1世
彼はシシィに一目ぼれ!お見合い相手だったヘレネよりシシィを好きになってしまったんです・・・
シシィは少女時代から可愛かったのでしょうかね?
16歳で宮廷に嫁ぎ、オーストリア皇后になったシシィの自由な生活は一変
規律の厳しい宮廷生活・姑との不仲でシシィは息が詰まる毎日でした
姑のゾフィーは女官に「常にシシィを監視するように」指示していたそうです
宮廷内の人みんながゾフィーを怖がっていたのだとか…
「宮廷で唯一の男」と言われていたほどですからね(汗)
ゾフィーのいじわるエピソードは数え切れず・・・
大好きな乗馬を禁止されました
シシィが妊娠中にはペットの鳥を取り上げられました
シシィが赤ちゃんを産んでも育てさせてもらえずゾフィーの許しを得ないとだっこもできなかったそうです
かわいそうですね・・・
↓↓宝塚版エリザベート(2014年花組)のゾフィーはこんな感じです
一花さまのゾフィー、もう定期公演というか通年欲しいくらい好き←
ほんとに好き。
♪強く〜厳しく〜冷静に〜冷酷に〜 pic.twitter.com/M3WZV4lqP5— 帽子屋さん縫製所 (@lululunluka) 2014年11月7日
当時演じた桜一花(さくらいちか)さんも眉毛を釣り上げたメイクで迫力ありますが、
Wikipediaに載ってる晩年のゾフィーはなかなか怖いので、皆さん見てみてください
↓↓
療養のためにシシィは半年にわたる旅に出るようになりました
ヨーロッパ各地に別荘を建て、北アフリカにも足を運びました
とにかく宮廷が嫌で、体調も優れなくなるしウィーンには居たくなかったんですね
旅行先でも特に気に入ったオーストリア帝国の一部・ハンガリーの独立を推進し、統治しました
すごいですよね 何かカリスマ性を感じます
エリザベートは、昔からずっとハンガリーでも人気だそうです
50歳くらいの時に、息子である皇太子ルドルフを亡くしています
死因は自殺。
宝塚版「エリザベート」では黄泉の帝王トートにそそのかされピストルで自殺する描写があります。
史実では、ルドルフは恋人と心中しました。(なかなか怖いですが、気になる人は調べてみてください。)
シシィは息子の死で悲しみに暮れ、死ぬまで喪服で過ごしました
そして、スイスで旅行中に湖のほとりでイタリア人のルイージ・ルキーニに暗殺されました
最期はテロリストにヤスリで心臓を刺されるという残忍なものでした
このヤスリは、ウィーンで保管されているようです。すごい!!
エリザベートは本当に美しかった?
「ヨーロッパ宮廷一の美女」と評判だったシシィにも欠点がありました
面長で顎がしゃくれていた 極端に撫で肩 鼻の穴が大きい 手足が丸太のように太い
特にシシィが気にしていたのは、歯並びが悪く黄ばんでいること。
ゾフィーから「歯を磨くように」と言われたのもあり、丹念に歯を磨き、人前で話す時には扇子で口を隠していたそうです。
肖像画では欠点が美化されているのですね!
美への執着が強かったシシィ。
晩年はしわやシミを気にして写真を撮るのを拒否し、顔をベールと扇子・日傘で隠していたそうです
んーーー、でも生涯ウエストが50cmだったそうなので、晩年のシシィは現代で言う美魔女みたいな感じですかね?
夫のフランツヨーゼフ皇帝はお見合い時からずっとベタ惚れだったそうですからね
旅行でなかなか戻ってこないシシィに手紙を送り続けたエピソードもあります
エリザベート皇后は元々人を惹きつける魅力のある方だったのだと思います
しかもフランス王妃のマリーアントワネットと同じく買い物などの浪費がひどく叩かれたようですが・・・
16歳でお見合い結婚して、孤独でさみしくて浪費に走ってしまったのだと思います
↓↓現在購入できるシシィの星の髪飾りの類似品。本物はダイヤだったそうです
シシィとお揃い♥
★★星の髪飾り(大小2個セット)★★
使いやすいクリップタイプが人気https://t.co/TYPysASpnJ pic.twitter.com/wljMGtVmLL— JESUS DIAMANTE 公式 (@jesusdiamante1) 2018年7月17日
エリザベート役は今年11月退団の人気トップ娘役・愛希れいかさん
現在、宝塚大劇場では月組公演「エリザベート」が上演されています
黄泉の帝王トートはたまきちこと珠城りょう(たまきりょう)さん
そしてエリザベートは11月18日付けで退団するちゃぴこと愛希れいか(まなきれいか)さんが演じています
たまきちのトートは包容力があると評判なのでいつか映像を観てみたいなー
(エリザベートは人気公演で、今回は特にちゃぴの卒業でチケット難ですからね)
ちゃぴのエリザベートは「自由」を一貫したお芝居と話題になっています。
そして少女時代は可愛く、皇后になってからは美しいとのこと。
うわあ・・・生でちゃぴシシィ観たかったです(´;ω;`)
↓↓愛希れいかさんのエリザベート
ちゃぴ綺麗だ….
大好きです????????????
はやく観たいとも思うし、終わって欲しくないとも思うし????????#愛希れいか #エリザベート pic.twitter.com/POZOg86WFv— りあ (@ri___zuka15) 2018年8月31日
私、ちゃぴすごく好きだったんですよね
ベルばらのロザリーやPUCKのハーミアのような清らかな娘はちゃぴの可愛いイメージにぴったり。
ME AND MY GIRLのサリーは健気で泣けたし、舞音の小悪魔な女性もよかった。
元・男役だからかダンスもダイナミックでかっこよかったです
1789のマリーアントワネットや、今回のエリザベートのような貫禄ある妃も素敵!
そして何より笑顔が可愛い!!
天使です!
皆さんぜひエリザベートだけでなく
愛希れいかさんの過去の出演作品、観てみてください
下級生時代のスカピンのルイシャルルのような少年役もたまらなく可愛いです
ちゃぴは本当に人気で、私の先輩も退団会見の記事を読み、思わず涙したそうです。
私もたぶん千秋楽の退団挨拶を見れば泣きます(´;ω;`)
台風で1日公演が中止になってしまいましたが、
残りの月組エリザは千秋楽まで無事上演できますように・・・(*_*)
まとめ
この記事では、エリザベート皇后の紹介をしました。
オーストリア皇后・エリザベートは、高身長でスタイル抜群の美女でした。
美の追求のためには、食事も運動もストイックに取り組みました。
「ヨーロッパ宮廷一の美女」と称されるほどに
華々しいイメージが強いエリザベートですが、彼女の人生は波乱万丈。
16歳で見初められ皇后になりましたが、宮廷生活は性に合わず、姑との関係に悩み
晩年に息子を亡くし、最期はテロリストに暗殺されました。
趣味は乗馬に、長期旅行におてんばな女性だったようですが、歴史的にはハンガリーを統治した偉大な皇后。
現在公演中の月組「エリザベート」では、エリザベート皇后を愛希れいかさんが演じています。
彼女は11月18日の千秋楽をもって宝塚歌劇を卒業。
長年その愛くるしいルックスと三拍子そろった実力で人気だった愛希れいかさんの退団を惜しむ声も・・・
ぜひ、月組エリザベートを観に行きたいですね!
最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた♪